ホルモンについて
ホルモンは、ビタミンやミネラルなどの栄養をたくさん含み、変化に富んだ味わいと食感が楽しめる肉です。ホルモンうどんは、このジューシーなホルモンとモチモチしたうどんとの組み合わせが抜群の料理なのです。
ホルモンとは、狭い意味では小腸のことを指しており、広い意味ではその他の全ての内蔵や通常の肉以外の部分のことを指しています。焼肉でも人気のあるタンやハラミなどもホルモンの中のひとつです。タンは牛の舌であり、ハラミは牛の横隔膜です。この2つのホルモンが人気があるのは、通常の肉と食感が近いからかも知れません。
しかし、一番ポピュラーなホルモンはレバーだと思われます。レバーは肝臓のことですが、特にホルモンであることを意識されずに普通に料理の食材としてよく食べられています。特に、レバニラ炒めなどは非常にポピュラーな料理です。
ホルモンの呼び名は地域や店などによって多少違ってくるのでちょっと分かりにくい部分もありますが、一般的には次のように分類されています。ハツは牛の心臓です。牛の胃は4つあり、第1胃はミノ、第2胃はハチノス、第3胃はセンマイ、第4胃はアカセンマイと呼ばれています。
小腸はヒモと呼ばれたりてっちゃんと呼ばれたりしますが、ホルモン焼の店によっては単にホルモンという名前で呼ばれていることもあります。大腸はシマチョウと呼ばれています。カシラやツラミというのは牛のほほ肉のことであり、テールは牛のしっぽの肉のことです。